お酒のこと

ここ数日、体調を崩し
酒を随分、控えるようになりました。

習慣的にハイボールやビールを飲もうとして口をつけても
以前のように美味しく感じなくなってきていますが
これは或いは、体調がまだ完全に復調していないことを教えてくれているのかもしれません。

ただ、酒というやつの厄介なところは
飲んだ時ののど越しの良さが堪らなく美味いと思う点に尽きるでしょう。

その昔
10代目金原亭馬生という落語家が
「親子酒」という噺の中で
親子で禁酒をしようと言ったオヤジが
息子のいない隙に、こっそり酒を飲み
しみじみと酒を味わいながら

誰がこんなもの（酒のこと）考えたのかねぇ、
一度、とっ捕まえてひどい目に遭わせてやりたいよ…

と言ったセリフを言ったのがとても面白くて
印象に残っています。



特に仕事終わりに飲むビールなんていうのは、毎日の飲酒習慣を補強させるものに他なりません。
ビールだけではありません。
焼酎、日本酒、ワインなど
それぞれが、それぞれの魅力を持ち
料理の味を存分に引き立たせてくれるものです。

適度に嗜むなら
お酒はいいものだと思います。

しかし、この数日間
ほとんど酒を飲まずに
頭がしっかりとしたまま、床に就くというのも
悪くないなと思っています。
心なしか、体の調子もいいようです。

あまり止めるつもりもないのですが
酒は週に1～2回程度
という生活も
違う世界が見えてくるのかもしれません。